フォーラムで漏れた情報の影響を、韓瀟も見ていた。予想通りだった。
また一度、萌芽を暗に陥れたが、萌芽は誰が仕掛けたのか、どこに問題があったのかも分からない。
こっそりと悪さをするのは、全身が気持ちよくなった。
しかし陣営の紹介状が不人気なのは、韓瀟にとって意外だった。考えてみれば、その理由は分かった。現在のプレイヤーの経済状況によるものだ。ギルドは25万を集められるが、彼らにとってはリスクが大きい。もし紹介状の効果が良くなければ、発展速度が大幅に遅れることになる。
つまり、この時期には価格が高すぎるということだ。プレイヤーの平均資産が増えれば、紹介状を購入するリスクも下がり、その時になってようやくギルドが購入を試みるだろう。
「この価格では、最初のカニを食べる人が出てくるまでにかなり時間がかかるな」韓瀟は爪を噛みながら、思索に耽った。最良の方法は値下げだが...それは絶対にありえない!存在しない!
「では、プロモーション戦略を使って、紹介状に他の特典を付けることができる」
韓瀟が最初に思いついたのは好感度ボーナスだった。例えば紹介状を購入すると、好感度を付与する。好感度は高級装備店の前提条件として使用されており、これは利益の連鎖の一環だった。
しかし、好感度の付与は適切ではないと感じた。好感度の最大値は100ポイントしかなく、後になればなるほど大切にすべきだ。一般プレイヤーには最大でも10ポイントしか与えず、それを超えることはない。簡単に獲得させてはいけない。
紹介状に使用する場合、1、2ポイントの好感度では魅力がなく、多すぎても自分に不利になる。
「では直接装備を付けるのはどうだろう?」この考えが浮かんだ瞬間、韓瀟はそれを押し殺した。損をするようなことは絶対にしない。優れた商人になるには、そんなに良心的であってはいけない。
最近、彼は多くの新しい設計図を融合させたが、完成品はなく、売ることもできない。
薬剤に関しては、今は売り時ではない。パーセンテージ増加の薬剤は、プレイヤーのレベルが上がってから市場が拡大する。試合に出場するプロプレイヤーが最高の顧客となるだろう。
悩んでいる最中、ダッシュボードに突然予期せぬ通知が表示された。
[【石斑病の発生源】完了]