拳頭大きさの六十個の滑らかな黒球形の爆弾が、二つの武器箱に丁寧に整然と並べられて。韓瀟が第13コントローラから買った待ち爆破破片高爆力爆弾、通称「待ち爆弾」。このどこかひっかかるような略称から、爆発力が弱いはずがないことがわかる。
一つの値段が800海藍コイン、60個だと48,000…計算間違いないようだ。
爆弾は既製品で、韓瀟はただ改造されただけ。【基礎機械工学】により、待ち爆弾にミニプロペラを搭載、五号電池動力で短時間飛行が可能で、手動投げなくても自動飛行が可能、ここにより攻撃範囲が大きく広がる。
ただ、なにか変な風味がある。韓瀟が何度か試したが、脳裏にはいつも、丸頭と大脳で青色のタヌキが浮かぶ。
模拟面具、強化された猛鷹ダブルガン、軽装動力アーム - 振動改造型、折りたたみ可能なプラチナタイの戦刀、雲燕滑空翼、磁力コントロール延長アーマー、60発の待ち爆弾、これらは自身の装備がすべて一面的に更新され、さらに第13コントローラから提供される様々な小道具も入手でき、現在のレベルにしてみれば、これ一式が半神装備となり、迷ったら無我夢中に戦える。
「これらの装備はもう十分だ。」
韓瀟は先ほどまで完了したリストから「パーソナル装備の更新」を消し、次の課題は載具だ。
1つの載具を自分で作るより、時間がかかりすぎる。それよりも、即座に購入してから改造するべきだ。
選び抜いた結果、韓瀟は載具の種類を決定、取り外し可能なトラックを選び、移動式の倉庫とワークショップとして、小隊の後勤車と位置づける。
韓瀟は直接第13コントローラから車を買う。軍事工場製は必ず素晴らしい製品であることを知り、彼には選択肢が二つあった。一つは金を払って購入するか、または好感度を使って交換する方法、つまり第13コントローラから車を購入する。
金額を計算してみると、まだ280万も残っている。それにしても、数日間で機械工学の研究のユニークな特性である「金の消費が激しい」がすでに目立ってきており、自分が金を作る方法を知らなければ、実行するのは困難である。
金が無くて人は安楽と成す、これこそ、優れたメカニックへの道だ。